サンシャイン水族館が水中ドローンで新種のエビを採集!

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サンシャイン水族館が水中ドローン新種のエビトリノアシヤドリエビを採集しました!

(出典:以下画像、PR TIMES
採集された「トリノアシヤドリエビ」卵を抱えたメス(頭胸甲長3.2 mm)

この度、2023年2月24日(金)、4月27日(木)に静岡県駿河湾の水深130~200mにて採集したウミユリの一種であるトリノアシに付着していたエビが、千葉県立中央博物館の駒井智幸氏と共同研究を進めた結果、11月30日(木)に新属・新種のものとして論文公表されました。

今回発見されたエビは、トリノアシに共生していたことから「トリノアシヤドリエビ」と命名されました。

以下引用、PR TIMESより

※記事は下に続きます

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水中ドローン:小型で遠隔の操作性に優れたFulldepth(フルデプス)社製

開催中の「ゾクゾク深海生物2024」では、「トリノアシヤドリエビ」を採集した水中ドローンが撮影した深海世界の映像が見られます。

ウミユリの一種であるトリノアシと、水中ドローンの採集アーム

深海に生息するトリノアシに共生*²する十脚類*³の記録は世界的にも大変貴重な発見です。

共生*²…異種の生物が、相互に作用し合う状態で生活すること。 寄生も含める。
十脚類*³…エビ、ヤドカリ、カニ類を含む

サンシャイン水族館公式YouTubeで限定公開されている採集時の動画から画像をピックアップ(以下画像3枚)してご紹介しますね。

(出典:サンシャイン水族館公式YouTube
アームを広げて…
キャッチ!してすぐさま浮上。
途中グランブルーの世界を通過して海上へ。
上のほうが鶏の足みたいなので「トリノアシ」なんですね
採集した「トリノアシヤドリエビ」は標本化されて、現在は千葉県立中央博物館に収蔵されています。
サンシャイン水族館 飼育スタッフ 先山広輝さん
「改めて、深海200m付近の海域は漁獲や混獲される生物以外の調査があまり進んでいない現状が浮き彫りになったように思います」
共同研究を進めた千葉県立中央博物館の駒井智幸氏
「それにしても、標本が小さく、解剖が大変でした」

まだまだ知られていないことが多い深海の世界に、少しだけ触れることができた気がしますね。

もっと知りたい!という人はプレスリリースの詳細をご覧ください。
こちら