池袋西武で「第40回 日本伝統漆芸展」が開催。2023年1月6日から18日まで。

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池袋西武で「第40回 日本伝統漆芸展」が2023年1月6日(金)から18日(水)まで開催されます。

(出典:以下画像は池袋西武公式サイト

漆芸は、世界に誇る日本の工芸の代表と言えます。
漆は地球環境に優しい、持続可能性の高い天然素材です。

日本人と漆の付き合いは縄文時代前期の7千年以上前に遡り、奈良時代以降は実用性を伴った優れた芸術品が制作されました。

その後も時代ごとに創意工夫が加えられ、高度な漆芸技法が発達しました。

日本伝統漆芸展」は、日本漆芸の伝統を基礎に、現代感覚に添った創造性ある作品を制作、発表することにより、心豊かな生活空間の創出を目指しています。

さらに、技術の練磨、伝承や次世代の育成などを目標にしております。

何卒ご高覧いただき、広くご批評とご鞭撻をお願い申しあげます。

池袋西武公式サイトより

現代のトップクラスの技をじかに鑑賞する貴重な機会ですね。

素晴らしい作品の数々から一部をご紹介します。

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

[文部科学大臣賞]
水谷内 修(みずやち おさむ)/沈金箱「開闢」(ちんきんはこ「かいびゃく」)
[東京都教育委員会賞]
奥井 美奈(おくい みな)/乾漆箱「滴り」(かんしつばこ「したたり」)
[朝日新聞社賞]
田中 義光(たなか よしみつ)/蒔絵箱「優しい風」(まきえばこ「やさしいかぜ」)
[MOA 美術館賞]
北岡 省三(きたおか しょうぞう)/蒟醬箱「万華」(きんまばこ「ばんか」)
[日本伝統漆芸展第40回記念賞]
清水 康志(しみず やすし)/乾漆合子「花ひらく」(かんしつごうす「はなひらく」)

※記事は下に続きます

[奨励賞 石川県輪島漆芸美術館賞]
松原 弘明(まつばら ひろあき)/彫漆香合「双蝶」(ちょうしつこうごう「そうちょう」)
[奨励賞 高松市美術館賞]
辻 孝史(つじ たかし)/籃胎葡萄文奧賽羅盤(らんたいぶどうもんおせろばん)
[奨励賞 会津若松市長賞]
塚田 美里(つかだ みさと)/沈金箱「冬萌」(ちんきんはこ「ふゆもえ」)
[日本伝統漆芸展新人賞]
馬莉(まり)/乾漆螺鈿蒔絵飾箱「夏華」(かんしつらでんまきえかざりばこ「かか」)

公式サイトに作品の詳しい解説があります。
興味を惹かれた方はチェックしてみてください。
こちら

列品解説

会期中、識者の作品の解説が行われる日もあるみたい。

[1月13日(金)]
 内田 篤呉氏(MOA美術館館長)14:00から

[1月14日(土)]
 室瀬 和美氏(重要無形文化財保持者)13:00から

[1月15日(日)]
 根本 曠子氏(日本工芸会正会員)13:00から

※記事は下に続きます

【同時開催】
漆・おもてなしの器展2023

伝統工芸展に出品している作家たちの作品を展示販売いたします。

確かな技法で制作された作品は華やかでもありながら堅牢で、日常使いにもお勧めです。おもてなしの華やかな作品から、自分へのご褒美、普段に使える作品もご用意いたしております。

池袋西武公式サイトより

日にち:2023年1月6日(金)~17日(火)
場所:6階(中央B8)=美術画廊

詳細は→こちら

「普段に使える」とはいっても、芸術的で素敵な作品ばかりですね。

イベント名 第40回 日本伝統漆芸展
日にち 2023年1月6日(金)~18日(水)
時間 [月~土]10:00~21:00
[日・祝]10:00~20:00
 ※最終日は16:00閉場
場所 西武池袋本店(豊島区南池袋1-28-1)
7階(南)催事場A
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