目白庭園に行ってみたら、都会のオアシスすぎて癒された。

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目白庭園で赤ちゃんカルガモが生まれたというニュースを見て、
そういえば今まで行ったことがなかったなと思い、向かってみました。

目白庭園 長屋門。

白壁の美しい門構え。

目白庭園は、豊島区の都市化が進む中で、
自然や伝統文化に触れて育む場として1990年11月に作られた場所なのだとか。

地図ではここ↓

豊島区目白3-20-18。目白駅から徒歩5〜6分。

池袋駅からも徒歩15分程度の距離です。

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

自転車でくる方は、門の左手にある駐輪場を利用することができます。

専用駐車場はないので留意しておきましょう。

利用上の注意。
休園日は毎月第二・第四月曜日。
入園は無料。

お酒類の持ち込みや、ペットとの入園、動植物の採取は禁止なので気をつけましょう。

開園時間は9時〜17時。(※7〜8月は9時〜19時)

掲示板には、4月末にかるがものヒナが生まれたことが報告されています。

目白庭園の池。ぐるっと一周することができます。

右手に「六角浮き見堂」。
喧騒から離れ、緑が広がるこの景色の中にいると、
ここが東京であることを忘れてしまいそうなくらいですね。

この時期はツツジの花が綺麗に咲いています。
モミジの樹。秋は紅葉が綺麗なんでしょうね。

※記事は下に続きます

いました!かるがものヒナたち。かわいい〜。
親子で並んで泳いだり、休憩したり。

同じタイミングで訪れている人たちみんなでこの可愛い姿を眺めていました。
あと数ヶ月はこの可愛い姿を見ていられそうです。

庭園を回っていると、奥には滝が。

水が流れる音はものすごい癒し効果。

錦鯉の姿もありました。
情緒を感じる井戸も。
都会の中のオアシス感がすごい。

なんて美しい景色なんでしょう。
ここだけ時間の流れが違うかのようです。

※記事は下に続きます

「赤鳥庵」

数寄屋建築の平屋。
普段は入ることができませんが、お茶会などで使われています。

有料事前に申し込みで、茶道・花道・句会などの趣味の集まりや、
会合・発表会などで利用することができるそうです。

赤鳥庵の由来。

「赤鳥庵」の名称は、大正七年にこの地で創刊された子どものための文芸雑誌『赤い鳥』にちなんだものです。

雑誌『赤い鳥』は、鈴木三重吉によって主催され、
芥川龍之介、有島武郎、北原白秋、西条八十ら
当時の著名な作家や詩人の献身的な協力をもとに我が国児童文学の基礎を築きました。

その全盛期、赤い鳥社兼鈴木三重吉宅は庭園の東側にありましたが、
他にこのあたりの森の中の隠居家風の一軒家を事務所として借り、
「赤鳥庵」と名づけていたとも伝えられています。

赤鳥庵の由来 看板より

あの文豪たちがこの辺りで過ごしていたのかと思うとなんだか趣深いですね。

受付では飲み物の販売もされていました。

これからの季節は、瓶のサイダーを飲むのも風情があって良さそうです。

庭園内の写真撮影は基本的にはOK。

ですが、特別な行事の撮影場所として使いたい場合は許可が必要です。
事前に申請すれば、この美しい景色の中で思い出を残せるというのは嬉しいですね。

目白庭園で過ごした時間はとても気持ちがいいものでした。

自然に触れたくなった時や、ゆっくり呼吸をしたくなった時にはぴったりの場所。

日本文化や、建築に興味がある方もきっと発見があると思います。

気になった方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。


※読者さま、情報提供ありがとうございました!

施設名 豊島区立 目白庭園
住所 豊島区目白3-20-18
開園時間 9:00~17:00(7月、8月は9:00~19:00)
休園日 毎月第2・4月曜日(月曜日が祝日の場合、その翌日が休園日)
年末年始(12月29日~1月3日)
入園料 無料
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