南池袋の隠れ家天ぷら屋「天山」でランチしてきた。

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南池袋にある隠れ家&癒し空間の天ぷら屋「天山(てんざん)」でランチしてきました。

オープンしたのは1993年8月。
とても雰囲気のある外観です。

地図ではここ↓

東京都豊島区南池袋3-16-12。

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

立派な木彫りの看板。
入口から既にワクワクします。
まるで料亭に入るかのような気持ち。
店内の様子。
綺麗な木造りで上品なデザイン。

窓側にはテーブル席。
窓からの眺めも良くお店に入っただけで癒される感じがします。
L字のカウンター席。
ランチメニュー表。
ランチタイムは14時までですがご飯が無くなり次第早めに終了する場合もあり。
天山のハヤシライス。
天ぷら屋さんのハヤシライス、、蕎麦屋のカレー的な存在で気になります。笑

※記事は下に続きます

上天ぷら定食(1,350円)
上天ぷらはえびが2本!

えび天好きにはたまりません。
他には野菜三種、きす、穴子など。
まずはピーマン。
サクサクしつつも衣があっさりして美味しい。
舞茸は食感がしっかり。
歯ごたえを感じます。
きすの天ぷら。
白身がふわっふわで柔らかい。
贅沢にえび天2本持ち。
良い眺めです。
ご飯に乗せたらえび天丼の完成。
えびがぷりぷりで噛むごとに弾力を味わえます。
さつまいも天ぷら。

厚みがあって食べ応えがあります。
芋の甘みも感じ、おやつみたいなご褒美感。
みそ汁の具材は豆腐、ねぎ、わかめ。
シンプルイズベストな味。

※記事は下に続きます

奥には下り階段が。
下には座敷席があるみたい。
座敷席も見せてもらいました。
左側は広めの座敷席が並んでいます。
右側は個室席。

※記事は下に続きます

店主さんにお話を伺いました。

この地にお店を構えて32年のご主人。

お母様は浅草の天ぷら屋さん、お父様は飲食店をしていたそうで、弟さんも現在池袋の蕎麦屋「松楽」を経営しているという飲食業を営む一家。
ここからはご主人のヒストリーを少し。

ご主人は日本のお店で和食の修行をした後、21歳の若さで海外に渡り武者修行へ。

アメリカで6年働いた後、ミシュランの星付きのお店で働いてみたいという思いから、イタリアに行くも門前払いに。

そしてたまたま入ったフランスの星付きのお店で食事をした際、お店の人に直談判したという。

翌日に再び来てくれと言われ調理試験の末、無事に働かせてもらえる事に!
フランスでの生活は大変だけど充実していたそうで、住んでいた場所は4畳半の狭い部屋。

一度お母様が来た時は涙を流していたそうです。

そこからフランスのお店を数店舗渡り歩き30歳過ぎて日本へ帰国しお店をオープンしたのだとか。
お店の名前は天ぷらの「天」とご主人の名字から一文字「山」を取り【天山】と命名。

美味しいものを食べてもらいたいという気持ちで、仕込みに手を抜かないのがこだわりというご主人。

完全予約制のディナーでも、コースメニューから入念な仕込みようが窺えます。
ご主人のオススメは『ほほ肉ブレゼ』。

ブレゼとはフランス語で「蒸し煮」を意味し、写真からでも美味しそうな様子が伝わってきます。

フレンチの気品を感じる天ぷら屋さん「天山」。
またひとつ池袋でお気に入りのお店を見つけました。

※読者さま、情報提供ありがとうございました!

Store 店舗情報

店舗名 天山(てんざん)
住所 東京都豊島区南池袋3-16-12
営業時間 【ランチ】11:30〜14:00(ご飯なくなり次第終了)
【ディナー】18:30〜22:00(L.O. 21:30)
※ディナーのみ要事前予約コース、当日予約は不可
定休日 土曜、日曜、祝日
リンク
喫煙・禁煙 禁煙

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。