池袋駅西口の再開発まとめ。完成予定は2043年度。

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池袋駅西口の大規模な再開発が、2024年9月6日に東京都に承認されました。

(出典:記載のない画像は全て内閣府国家戦略特区

2027年度から解体工事が始まる予定。
完成するのは2043年度の予定です。

池袋駅西口がどんな風に変わっていくのか、簡単にまとめてみました。

※計画内容は今後の詳細検討および関係機関等、協議により変更される場合があります。

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

再開発の計画地は、池袋駅西口から西口五差路(劇場通り)までのアゼリア通りを軸とした範囲。

北はみずき通り、南は池袋西口公園を含んだエリアです。

A〜Dの4つの街区に分けられ、A〜C棟という3つの複合ビルが建設されます。
左からA棟・B棟・C棟のビル。(池袋タイムズ過去記事より)

A棟は地上41階・地下4階。
B棟は地上50階・地下5階。
C棟は地上33階・地下6階。

D街区となる池袋西口公園の南側入口から見たイメージ。
現在の池袋西口公園。(池袋タイムズ過去記事より)

今は何もない公園奥の位置にビルが建ちます。

平面イメージ。
断面イメージ。
西口の駅前はこんなに歩きやすい空間になるんですね。

現在マクドナルドとかあるエリアは交通広場になり、その地下には駐車場ができるみたい。

現況は、バス(緑丸)・タクシー(細長ピンク枠)が分散しています。
それが、バス・タクシー乗り場は交通広場に集約。
便利で分かりやすくなります。

みずき通りへは車が入らなくなり、五差路は十字交差点に。

そうすることで、歩行者空間が広くなり、駅前が広場化されるんですね。

※記事は下に続きます

B棟とC棟の間から池袋西口公園に抜ける空間は「大屋根広場」になります。
大屋根広場イメージ。
雨天対応も可能な半屋外の劇場空間に。

イベント会場や憩いの場になるみたい。

グローバルリング(池袋西口公園)は、新しいビル低層部のテラスと連携することで立体的な劇場空間に。
そして、いわゆる北口と、ウイロード・公衆トイレ〜池袋大橋の線路上に「東武東上線上空広場」ができます。
東武東上線上空広場の範囲。

ここも歩行者空間になるんですね!
がっつりウォーカブル。

アート作品の企画展やライブパフォーマンス等の展開。
線路上空から電車を眺められる展望広場にもなるとか。

※記事は下に続きます

国内外から池袋にやってくる人たちのために、B棟・C棟にそれぞれコンセプトの異なるホテルもできます。
C棟にはライフスタイルホテルという、アート・カルチャーをコンセプトにしたホテル。

東京芸術劇場と一番近い街区でもあり、共用部でのイベントも開催。

B棟には、池袋エリア初の外資系ホテルが誕生。
著名アーティスト等の滞在ニーズにも対応するらしい。

全ての再開発が完成するのは約20年後。(2043年度)

その頃の自分の年齢を考えると少し怖いですが、ワクワクするような計画ですね。

池袋東武から見た池袋西口の駅前。(2024年9月撮影)

大きな変化を遂げていく池袋駅西口。
愛すべき今の姿を目に焼き付けておきたいです。


この記事は、再開発計画について個人的にまとめた超ウルトラダイジェスト版です。

公式サイトの資料では、より詳しく説明されているので気になる人はチェックしてみてください。

内閣府国家戦略特区ページ 都市再生特別地区(池袋駅西口地区)都市計画(素案)の概要(PDF)

※計画内容は今後の詳細検討および関係機関等、協議により変更される場合があります。