池袋駅北口前公衆便所「ウイトピア」再生計画が進行中。新しい西口のシンボルに。

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現在改修中の池袋駅北口前公衆便所「ウイトピア」。

その再生プロジェクトについて、YouTube「豊島区公式 としま ななまるチャンネル」で特集が発信されています。

この公衆トイレにはウイトピアなんて愛称があったんですね…!

設置から27年が経過し、老朽化したウイトピア。
明るく入りやすい、新しい西口のシンボルを目指しているようです。

地図ではここ↓

豊島区西池袋1-28-7。

※記事は下に続きます

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(出典: 豊島区公式としまななまるチャンネル

平成31年(2019年)度にウイロードの再生プロジェクトを手がけた美術作家・植田志保さんが、ウイトピアのデザインも担当されています。

(出典: 豊島区公式としまななまるチャンネル

完成イメージ。
女性や子供が使いやすい、明るくてキレイなトイレへと生まれ変わります。

入口にある天窓を生かして、光や描画を施す、ここでしか体感できないトイレになるらしい。すごいですよね。

(出典: 豊島区公式としまななまるチャンネル

光の羽根と名付けられた5つの羽根がトイレの上に乗ります。

夜はライトアップして、光の羽根の影が落ちるような仕組みになるのだとか。

(出典: 豊島区公式としまななまるチャンネル

この羽根はロープで編んだものらしく、区民の皆さんが参加して作っています。

「繋ぐ、結ぶという形で希望の象徴として表現したい」
そんな風に植田さんがお話されていました。

(出典: 豊島区公式としまななまるチャンネル

朝日にも夕焼けにも 雨の日にも晴れの日にも
心がどんな時にも 孤独に寄り添う ふと希望を感じる道へ
豊島区で過ごし感銘を受けたことをインスピレーションに
人の温度と気配を描き
心の治安を守ることを目指します

なんて素敵なコンセプトなんだろう…!

ウイトピアの再生計画は、ウイロードとの一体感を重視しているそうです。

ウイロードは1925年(大正14年)に開通。
1985年に改修工事を経て、今回が34年ぶり2回目の大規模改修となるみたい。

毎週水曜日の朝に、地域の方々が掃除をしてくれてるらしい。
だからこんなにキレイな状態を保っていられるんですね。
絶賛制作中のウイトピア周辺。

訪問時は日差しの強い日で、囲いの中に麦わら帽子をかぶった刷毛を持ってる女性が見えました。

きっとあの方が植田さんなんだろうなあ。

柵の隙間から少しのぞいてみると、
手すりの色がカラフルになってる!
反対側の手すりはもう公開されています。
工事のお知らせ。

公衆便所閉鎖期間予定を見ると、2022年6月末までとなっています。
プロジェクトの完成なのかはわかりませんが、トイレはもうすぐ使用できる状態になるみたい。

間違いなく素敵に生まれ変わるウイトピア。

光の羽根がどんな風になるのか想像するとワクワクします。
完成するのが楽しみですね!

YouTubeチャンネル「豊島区公式 としま ななまるチャンネル」で、この再生プロジェクトについて、植田さん本人が語ってくれています。

気になる人は動画をチェックしてみてください!
(ウイトピアの話題は7:18〜)