上池袋にもと老舗魚屋さんが始めたテイクアウト専門店「小さい魚じん」がオープンしてる。

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上池袋に、もと老舗魚屋さんが始めたテイクアウト専門店「小さい魚(うお)じん」がオープンしています。

オープンしたのは2023年6月21日。

地域の方ならご存知の方も多いかもしれません。
ルーツは同じ場所にあった約90年前の魚屋「魚甚」。

その後、約30年前から最近まで近くでお魚ごはん「魚じん」として営業。

そして今回、元々魚屋があった場所に「小さい魚じん」として戻ってきたようです。

地図ではここ↓

豊島区上池袋1-10-11。

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

お店に向かって右。
六ツ又交差点が近いです。池袋駅東口に続きます。
向かって左。
明治通り沿いに上池袋、滝野川、西巣鴨へと続きます。
店頭のお弁当メニュー。
エースは厚切り鮭の塩焼きのり弁当。
他にも美味しそうなお弁当がたくさん。
特別なお弁当(うな重等)を除き、すべて税込1000円。

季節・週替わりで、お魚を中心としたお弁当を毎日10種類ぐらい用意されています。

他にもお惣菜おかずセットなどもあるのでショーケースを要チェック。

お弁当ができるまで最短で15分ほどかかるので、電話で予約するとスムーズです。1個からでもOK。
お弁当は売り切れることもあるので、予約しておくことを強くオススメします。

※記事は下に続きます

予約したお弁当を受け取って、近くの上池袋さくら公園へ。
盆踊りの設営が始まっていました。
ん?フタが、、
厚切り鮭の塩焼きのり弁当(1000円)

わ!すごいボリューム!

決して箱は小さくありません。むしろ大きい。

演出とかではなく、ナチュラルにおかずが大きくて多いので、少しフタが開いていただけっぽいです。

立派な鮭。

食べて驚きました。
シンプルに美味しい!

素材の良さが直球で伝わってくる旨さ。

ご飯の上には、知る人ぞ知る滝野川の名店「小川海苔店」の海苔。
自家製柚子胡椒仕立てという、柚子香る粕漬け鳥天。
北海道産柔らかすり身入り、ふわふわ海老カツ。
卵焼きも美味しい。
丁寧に包まれたアルミホイルを開けたら、たらこが入ってた。

…食べ終わる頃には、もはやファンになってました。

お店のこだわりと良心が怒涛のように押し寄せてくる愛情弁当。
お弁当にこれだけ感動することってそうそうないと思います。

※記事は下に続きます

お店を切り盛りしている谷津(たにづ)さん家族。

本当に偶然だったんですけど、兄の中学の同級生でした。(=僕の先輩)

現在は三代目なのだそうです。

(出典:小さい魚じんインスタグラム

お店のインスタには、新しいお店への想いが綴られていました。

友人にデザインしてもらったお店のロゴ。
「市松模様」に込めた思い‥「新・旧」

新しく生まれ変わるのではなく、魚屋魚甚→旬魚料理魚じん→おさかなごはん魚じん→小さい魚じん

と先々代・先代が守ってきた大切な軸をぶらす事なく新しい風を吹かし、

新旧、綺麗な市松模様を表せるような、今までの「魚じん」がぎゅっと詰まった、楽しいお店を作って行きたいです。

お弁当から伝わってきたのはこういうことだったんだなあ。

90年前に創業された魚屋さんが形を変え、今もなお輝きを放っていることにグッときました。

最初予約しないで行ったら売り切れていたので、確実に食べたい人は予約した方がいいと思います!


※サンシャイン61さん、読者さま、情報提供ありがとうございました!

Store 店舗情報

店舗名 小さい魚じん
住所 豊島区上池袋1-10-11
電話番号 03-3910-8215
営業時間 11:30〜15:00
16:00〜20:00
定休日 月曜、月一で火曜不定休
リンク

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。