池袋西口の路地裏にある、本格和食・蕎麦の店「池袋 蕎麦前 かな井」に行ってきました!

20年以上和食の道で修業を積んできた店主の金井さんは、池袋出身。
現在のお店の場所は、以前若い頃に働いていた焼酎バーだったそうで、そのご縁もあって慣れ親しんだ街にオープンしたそう。
地図ではここ↓
豊島区西池袋1-35-3 オリヂンビル 地下1階。
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池袋駅西口方面です。
ロサ会館がある通りの1本となりに位置している細い路地。


「蕎麦はまだ 花でもてなす 山路かな」
まだ蕎麦は実っていないけど、まずは咲いている蕎麦の花でおもてなしをしよう。という意味だそうです。

入ってすぐは、一人でも座りやすいカウンター席。


こちらのテーブルマットには、先ほど松尾芭蕉の句にでてきた「蕎麦の花」が咲いています。
店主さんの粋な仕掛けですね!

江戸時代から続く蕎麦の前に「肴」「酒」を楽しみ、蕎麦で〆る「蕎麦前」という食文化を楽しめるのが特徴なのだとか。

気軽に蕎麦前を楽しみたい方向けの、蕎麦前【宵の口】コース(5500円)
おすすめのものを一通り堪能できる蕎麦前【堪能】コース(7700円)
※価格はすべて税込です。

【鴨鍋】コース(8000円)
どのコースもシチュエーションによってそれぞれ楽しめるそうですが、【極みコース】は贅沢な食材をコスパ良く楽しめるのだとか。

まずは、キンキンのビールからいただきます!

先付は、いくらのせ茶碗蒸し・衣被(きぬかつぎ)・シマアジの昆布締めのにぎり。
衣被は、皮つきのまま蒸した里芋のことです。
茶碗蒸しは、あっさりしつつもコクのある味わい。
いくらの濃厚な旨味が重なり、最初からお酒がすすみます。

松茸がのっている小さなお蕎麦。
松茸は、芳醇な香りが鼻まで抜けていきます!

かけ蕎麦は、鰹節・昆布・椎茸などさまざまな食材から出汁を取っているそう。
旨味がつまった温かいつゆにほっこりとしました!

辛口でおすすめの、純米辛口 超「常山」(980円)

左から、本マグロの赤身・中とろ、真鯛の松川造り、しめ鯖。
どのお刺身も新鮮で、素材のよさが伝わってきます。
これは日本酒がすすみますね。

左上から、穴子の骨せんべい・板わさ・クリームチーズの純米酒粕漬け・鴨の生ハム・鮑の柔らか煮・琵琶湖のわかさぎの南蛮漬け・穴きゅう。
少しずつ、いろいろつまめるのがうれしいですね。

食感の組み合わせも楽しい「穴きゅう」です。

風味豊かで、じっくり味わいたくなります。

次のお料理の前に、人気のすだち酎 ソーダ割りを頼んでみました。
すだちの爽やかな香りが、何ともいえない清涼感があります。

添えられているのは、千住ネギと、鴨の肉みそをのせた水ナス。
「かな井」では、千住ネギなどの江戸東京野菜を積極的に料理に取り入れているそうです。

肉の旨味を感じつつ、和風バルサミコソースでさっぱりといただけます。

肌寒くなってきた季節にぴったりなお燗をチョイス。


冷酒とお燗どちらも飲んでみましたが、お燗にするとびっくりするほど甘みがでてきて美味しい!

10時間以上煮ているそうで、頭も骨もすべて食べられます。


ハモは身がふわっとしていて、上品な味わいです。

天ぷらにすると、とろっとした食感と甘みが楽しめます。
お塩でいただきました。

福井県の在来種を使った十割蕎麦です。

蕎麦の素朴な香りが鼻に抜けていきます。
つゆは、鰹節のみで出汁を取った濃厚な味わいです。

そば茶を煮詰めたシロップに、素揚げした蕎麦の実をトッピング。
香ばしい風味と、ザクザクとした食感が楽しめます。
ほっこりする締めくくりでした。

せいろやかけ蕎麦、鴨を使った蕎麦も。
お造りや酒肴、天ぷらなどを組み合わせて、自分好みの「蕎麦前」を楽しむのもよさそうです。

1人13000円で2時間制。5名から利用でき、9名以上は要相談とのこと。
これからの忘年会シーズンにも使いやすそうですね!

金井さんが大切にしているのは、「手の届く贅沢を肩肘張らずに楽しんでもらう」こと。
仕事終わりや特別な日の夜に、静かにゆっくり過ごしてほしいと話してくれました。
今後は、料理に合わせて日本酒を楽しむペアリングコースも考えているそうです。
旬の料理とお酒をゆっくり味わって、最後は十割蕎麦で〆る。
そんな夜を楽しめるお店でした。



