戦後、焼け野原になった池袋に闇市が軒を連ねていた頃。
そんな時代に誕生し、今もなお池袋で愛されているお店「やきとん千登利(ちどり)」に行ってきました。
地図ではここ↓
豊島区西池袋1-37-15 西形ビル1F。
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でも、入ってしまえば店主さんもお客さんも温かい。
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ほとんどのテーブルで注文されてるお店の名物。
ネギがこんもり乗ってます。
甘辛に味付けされた豆腐に牛肉、ネギも一緒に口に入れ、ビールを流し込む。最高だなあ。
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2つの味と食感を楽しめるユニークな串。
きっと何かをきっかけとして生まれたものだと思いますが、今はその理由を知る人はいないようです。
一人やきとんとビールに酔いしれていたら、両隣の常連さんが話しかけてくれました。
その常連さんが美味しそうな野菜を食べていたのだけど、メニューには乗っていない。
「どうやって注文するんですか?」尋ねると、カウンター前に並んだ野菜を見て好きなものを注文するとのこと。
(メインのメニューには載ってませんが、よく見たら壁にも貼ってあります)
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たまたま隣り合わせた常連さんたちとの会話は、引き込まれるような面白さがありました。軽く熱狂した。なんて夜なんだ・・・!
左の写真中央の杖をついている方が初代創業者。
その右の鉢巻をしめた方が2代目。
現オーナーは3代目なのだとか。
店名の「千登利」は創業されたご夫婦のお名前の一字づつをとり、その間に「登」という文字を入れたもの。
人に歴史あり、お店に歴史ありですよね。
きっと闇市の頃から変わらない、昭和スタイルの味・雰囲気・コミュニケーションが「千登利」にはありました。
そんなお店が駅のすぐ近く、繁華街のど真ん中にあるから池袋って面白いですよね。
店舗情報
店舗名 | やきとん千登利(ちどり) |
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住所 | 豊島区西池袋1-37-15 西形ビル1F |
営業時間 | 16:00〜23:00(日曜は22:00まで) ※ラストオーダーは30分前 |
定休日 | 月曜 |
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※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。