【大塚】老舗お茶屋さんの古民家茶処「まんずcafe」に行ってきた!

  • URLをコピーする
  • Xでシェアする
  • lineでシェアする
  • facebookでシェアする

大塚にある老舗お茶屋さん「マルキク矢島園」。

その2階にある古民家茶処「まんずcafe」で、夏季限定のかき氷を堪能してきました!

お茶屋さん創業は昭和30年(1955年)8月24日。
今年で70周年の老舗です。

2階の「まんずcafe」がオープンしたのは2020年8月24日。

こちらは今年で5周年。
どちらも日付が同じなんですね。

地図ではここ↓

豊島区北大塚3-22-8。

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

お店は角地。向かって右。

上池袋方面へと続きます。
向かって左。

目の前の空蝉橋通りをまっすぐ進むと、東池袋方面へと続きます。

写真左の横断歩道を渡った先、大塚駅方面へ。
1階はお茶屋さん「マルキク矢島園」として営業中。
お店の横にある休憩スペース。

茶葉だけでなく、かき氷やソフトクリームも売っています。
秀逸なコピーに吹きました!

矢島園さんのオリジナルコーラで、飲んでからのお楽しみ。

過去に営業マンの人達を何度も生き返らせてきたそうです笑
頂いた名刺からは、お店でも人気の茶葉「緑茶deアールグレイ」の香り。

大塚駅前にある、星野リゾートが手がけるホテル「OMO5東京大塚」にも置いてあるそう。

※記事は下に続きます

ウェルカムドリンクとしてご馳走になりました。

緑茶とアールグレイ、ふたつの香りが程よく調和の取れた、上品な味わい。
かき氷メニュー。
右側が天然氷を使ったかき氷。

左側は地元・北大塚長坂氷を使ったかき氷で、小学6年生までは400円で食べられちゃいます。
ソフトクリームメニュー。
こちらも小学6年生まで300円で食べられます。

地域の子ども達への優しさが伝わりますね。
お店の前には可愛らしいソフトクリーム君(ちゃん?)
支払い方法は豊富です。
注文を済ませた後、お店の中を通り2階へ。

レトロな階段は結構角度があるので、ゆっくり上りましょう。

※記事は下に続きます

2階の古民家カフェスペース。

ここはご主人の実家で、実際に家族で住んでいた場所なんだとか。
黒電話やそろばん、いい味出してます。

レトロな雰囲気が海外のお客さんにも人気だそう。
当時の面影が残る内壁。
なんと51年前に書かれた落書きがそのままに!

これはご主人の妹さんが書いたものなんだとか。
エモい…。
窓際の席。

訪問時は昼の暑い時間帯でしたが、昭和の夏に戻ったかのようでした。
抹茶ミルクあずきのせ(1100円)
ふわっふわな天然氷。

天然水とは製氷機などで人工的に冷やすのではなく、自然の寒さで凍らせた氷のこと。

不純物が少なく、雑味もないのが特徴。
たっぷりのパウダー状の抹茶。
鮮やかな色味。

※記事は下に続きます

外の景色とセットで眺めると、日本の夏を感じます。
練乳ミルクの甘さと、抹茶の渋みのバランスが抜群!

お客さんの約9割が、抹茶ミルクのかき氷を頼むそうです。
あずきが見当たらないと思ったら…。
中からどっさり!
上品で濃厚な甘みが楽しめます。
創業者でもあるご主人のお父さまが、戦後の焼け野原の状態で食料品が必要と考え、お茶屋さんを始めたそう。

屋号はお母さま(先代の奥様)の名前から「キク」、語呂をよくするため「マルキク」にしたのだとか。
「矢島園」は苗字から取っていますが、戸籍上の漢字は「矢嶋」。

お客さんが書きやすいようにという先代の配慮から「矢島園」にしたそうです。

2階「まんずcare」の「まんず」は奥様の出身地・秋田の方言で「よく来てくれた」という意味。
窓から見える道路沿いに並んでいるのは、桜の木。

生前お母さまは「毎年楽しませてもらっているから」と、道路脇に積もる桜の落ち葉をよく掃除してくれたそうです。

素敵なお母さまの名前が入ったマルキク矢島園。

生まれ育った街で、地域のみなさんに感謝しながらお店をやっているという、気さくなご夫婦。

また桜の季節に、お2人の満開の笑顔を見に行きたくなりました。

※読者さま、情報提供ありがとうございました!

Store 店舗情報

店舗名

マルキク矢島園 茶処「まんずcafe」

住所

豊島区北大塚3-22-8

営業時間 13:30〜18:00
定休日

水曜、日曜
(※営業している場合もあるので電話で要確認)

リンク

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。